傾斜の計算


Turbo GPXでは、用途に応じて複数の傾斜計算方法を選択できます。

傾斜は、GPXに含まれる距離と標高を元に計算します。
そのため、元のGPXデータに標高の揺れ、欠落、位置ジャンプがある場合、計算結果にも影響します。

Gapについて

Gap は、GPXポイント間の最大許容距離です。

ポイント間の距離がGapを超えた場合、その区間はデータが離れすぎているものとして扱います。

これにより、GPSの欠落や位置ジャンプによる不自然な傾斜を防ぎます。

Parameter Description
Gap GPXポイント間の最大許容距離です。
ポイント間の距離がGapを超えた場合、その区間はデータが離れすぎているものとして扱います。

RAW

GPXポイントごとの標高差と距離差から、そのまま傾斜を計算します。

1つ前のポイントから現在ポイントまでの距離と標高差を使うため、元データの変化を直接反映します。

標高データの揺れやGPSの乱れの影響を受けやすく、値が大きく上下することがあります。

Parameter Description
Gap GPXポイント間の最大許容距離です。
ポイント間の距離がGapを超えた場合、その区間では新しい傾斜を計算せず、直前の傾斜を引き継ぎます。

元データに近い傾斜を確認したい場合に使います。

SMOOTH

標高を平滑化してから傾斜を計算します。

RAWよりも傾斜の揺れが少なくなり、全体の傾向を見やすくできます。

ただし、短い坂や急な変化は弱く表示されることがあります。


Parameter Description
Window 平滑化に使うポイント数です。
値を大きくすると傾斜の変化がなだらかになります。
Gap GPXポイント間の最大許容距離です。
ポイント間の距離がGapを超えた場合、その区間では新しい傾斜を計算せず、直前の傾斜を引き継ぎます。

傾斜の細かな揺れを抑えて、全体の傾向を確認したい場合に使います。

DISTANCE

指定した距離ごとに平均傾斜を計算します。

ポイント単位ではなく、一定距離を基準にするため、RAWより安定した傾斜になります。

同じ区間内のポイントには、同じ平均傾斜が設定されます。


Parameter Description
Distance 傾斜を計算する区間距離です。
例えば100mなら、約100mごとの標高差から平均傾斜を計算します。
Gap GPXポイント間の最大許容距離です。
Distanceの区間を作る途中でGapを超えた場合、そこで区間を分断します。

一定距離ごとの傾斜を比較したい場合に使います。

SEGMENT

標高が変化した区間をまとめて、区間平均の傾斜を計算します。

短すぎる区間はそのまま使わず、一定以上の距離になってから傾斜として扱います。

区間内の各ポイントには、同じ平均傾斜が設定されます。


標高変化を区間としてまとめ、区間ごとの平均傾斜を確認したい場合に使います。

CHART

傾斜チャート表示用の計算方法です。

距離ごとに標高を補間し、標高をならしてから、チャート用の傾斜を計算します。

見やすいチャート表示を目的にしているため、通常の一覧表示用傾斜とは計算の考え方が異なります。


ルート全体の傾斜変化をチャートで確認したい場合に使います。
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